富士市で無電柱化をしてくれないものだろうか?

富士市から富士山を写真撮影しようとすると、かなりの確率で「電線」が写り込んでしまいます。なるべく入らないように場所を変えたり、ピントをぼかしたりしなければなりません。以前不動産屋の友達が、物件の外観の地図から電線を消す作業なんてのもしていました。

欧米では進んでいても日本ではまだまだ

「富士山見るのに電線って邪魔だよね。地中に入れちゃえばいいのに。」

以前友達と話しているときそんな話題が挙がりました。電線があることを普通に思い、疑問に思わなかったのですが、言われてみて確かに邪魔だと感じました。それからと言うもの、電線が気になってしまって仕方がありません。

さてそこで少し調べてみることにしました。まず、電線を失くす?行為を「無電柱化」と言うらしいのです。そして日本でもいくつかの都市で行われています。


参照⇒国土交通省

まだまだ少ないですが、無電柱化を行っている都市が日本にもあることが分かりました。それでは富士市はどうか?と調べてみたら、関連記事を見つけることができました。

参照⇒無電柱化取り組み注目 世界遺産契機に景観改善

工事はしているみたいですね。記事によると、約590mの区間を無電柱化するのに約2億4千万円もかかったとのこと。凄い費用ですね。そんなにかかるものなのでしょうか?

また、他の場所はしないのでしょうか?

費用が高いのはなぜなんだろう?

ここからは完全に私見です。たった600mほどの無電柱化を行うのに約2億4千万円費用がかかったということなのですが、一般人から見ると「高っ!!!」と思ってしまいます。

これは工事を業者にお願いをしたからだとは思うのですが、ここで1つ提案。富士市は至る所で工事を行っています。であれば、工事の需要は常にあるということです。ならば、市役所内に道路工事の部署を作ってしまえば良いのではないでしょうか?ですからそこで働く人は公務員と言うことになります。

このようにすることで、通常、業者にお願いするときには「儲け」を乗せているわけですが、その分をカットすることができます。これだけでもかなりの経費削減になるような気がします。

こういったことってできないものなのでしょうか?また、業者に声を掛ければ、市役所所属になりたい!って言う業者も現れそうなものなのですが。

訳の分からない道路工事をやめて、予算を無電柱化へ

「ここって工事必要?」

そんな風に思ったことはありませんか?全然工事が必要なさそうな道路工事をしていることって結構目にするものです。一方「工事してもらいたいなぁ」という所が何年もほっとかれて工事しないということが多々あります。

一説によると、近隣の住民や町内会が市役所に要望を出すことで、道路工事をしてくれる可能性が出てくるそうなのです。なので、言わない限り工事が行われない可能性があるらしいのです。逆に言うと「言ったもん勝ち」みたいなところもあるのです。

もしこれが本当であれば、道路状況が良くない場所を見つけたら市役所に言った方が良いのかもしれません。

また、市役所側もしっかりと市民からの要請があったとしても、大して損傷のしていない道路を直すのではなく、損傷が激しい道路を優先して工事を行ってもらいたいです。もしくはその予算を無電柱化に回してもらいたいと思います。

後、どうやら予算の関係もあるようです。年度末にはかなり道路工事が多くなります。先に述べたように、「ここ工事が必要?」という所を工事しているのを多く見るのもこの時期です。

本当かウソか知りませんが、私の知識の中では「予算を使い切る為」つまり「地方交付税交付金」の絡みですね。この辺りに意見をすると大きな力に潰されてしまいそうなので割愛します。

千葉県のようにすれば良いのに

少し前にテレビで放送していたのですが、確か千葉市だったと思うのですが、住民参加型のアプリを開発したと放送していました。その内容とは、

「街の損傷している部分をアプリを起動させ写真で撮影し投稿すると、市役所にデータが集まり、市役所の人が確認に来てくれる」

といったアプリだったと思います。これいいなぁ。富士市にも導入されないかなと思ったわけです。道路以外にもゴミが多いのを撮影し市役所に送ることで対処してくれるそうなのです。

ということで千葉市のホームページを見てみてました。すると私好みのページに行きつくことができました。


参照⇒オープンデータを活用した千葉市のアプリ

これいいですね。ネットの世界ではオープンソースと言うものもあります。つまり、データやプログラムを無料で配布すると言うことです。これにより、より良いサービスを作っていこうよと言ったものです。

これにより、千葉市では便利なアプリが次々に誕生しています。プログラマーと言う人種の中には「お金のため」ではなく「面白いから」と言う理由でプログラムを組む人が多いのです。新しい技術を作りだしたりサービスを世の中に送ることに喜びを感じるのです。

そういったプログラマー魂をくすぐる上手い方法を取っていると思います。千葉市がデータをオープンにしてくれたからこそ、これらのアプリは出来上がったのです。是非富士市でもデータをオープンにしてもらいたいと思います。

そして是非、道路や町の状況を写真で市役所にお知らせができるようなアプリを開発してもらいたいものです。そして、無駄な工事をなるべく省き、少しでも無電柱化を進めてもらいたいものです。

※話がコロコロ移り変わりましたが、なんとなく言いたいことは分かるかなと思います。



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