人生2度目の富士市議会傍聴

先日、富士市議会を傍聴して来ました。

今回は2度目。

ちょっと興味のある話があるということを知り、傍聴することとなったのです。前回初めて傍聴したときよりも傍聴者がいたという感想ですが、それが多いのか少ないのかはちょっと分かりません。

良かった点を書いていっても私らしくないので、「こうしたらどうなんだろう?」と言ったことを挙げていきたいと思います。

市議会に興味を持つ人を増やした方が良いと思った

まず、傍聴者ですが比較的年齢層が高く感じました。ただ、これはある意味仕方のないことかなと思います。市議会が普通の日の昼間に行われています。そうなると、一般の人は仕事場にいます。時間が空けられ傍聴に来られる可能性のある人は「仕事を引退した人、もしくは自営業者」がメインとなるでしょう。

その辺りも考慮してか、市役所側では「生中継」を行っています。また録画も市役所のホームページから見ることができます。

実際に試してみたのですが、私の持っている携帯端末(iPhone6)では閲覧することができませんでした。おそらくパソコンでしか生中継を見ることができないと思います。また生中継も録画を閲覧するのにもどこから見ていいかちょっと分かり辛いと思ったので、その辺りを改善できると良いでしょう。

ちなみに中継は全世界的にも有名な「ユーストリーム」当たりを使用すれば、携帯端末からでも閲覧がリアルタイムで可能だと思います。


富士市は投票率が低いらしいです。特に若い有権者の投票率が低いそうです。投票率が低いのは興味がないとかではなく、「興味を持つまでに至らない」と言うことなのでは?と思いました。

原因として、今回私が傍聴に行けたのは、市議会議員さんから「○月○日の何時くらいから一般質問をします」と言った知らせを受けたからです。また、フェイスブックでも通知をしていたので、「この日に市議会が行われるのか」といった具合で分かったのです。

でも、そういったお知らせを受けている人は少ないでしょうし、フェイスブックをしている人もそんなに多くはないでしょう。だから富士市議会が行われていること自体知らない人が多いのです。

実際、私も約1年ほど前まで知りませんでした。富士市議会があるということは知っていたのですが、何月何日何時くらいに行われるのか知らなかったのです。この辺りの情報発信がもっと強化できると、傍聴者も増え(動画閲覧者が増え)富士市の政治に興味を持つ人が増えて、投票率も上がるのでは?と思います。

また、昼間に市議会を行っていますが、先にも述べたように昼間はみんな仕事です。これを「夜や土・日」に行えば人が集まると思うのです。(法律があるのかどうか知りませんが・・・)。


これらの事を実現できれば、投票率は今よりも全然変わってくると勝手に思っています。

私の仕事柄考えてみると

今回は数人の議員さんの話を直接傍聴+動画で傍聴しましたが、「それすぐにでも実現可能じゃん。インターネットを上手く使えばね」というのがいくつもありました。話を聞いていると数人の議員さんはインターネットの重要度が分かっているような感じでしたが、それに対して富士市側はまだそこまで真剣に受け取っていない感じでした。と言うよりも「分からない」と言った感じでしょうか。


それも仕方のないことだと思います。インターネットが普及してきたのはここ数年。強い決定権を持っているであろう年配の方からしてみると、インターネットは最近出てきたまだまだ若い技術でしかありません。それに力を入れろと言われても「今までのやり方がある」といった具合になってしまうことでしょう。

それでもこの若い技術を使って、著しく成長している市も沢山あります。是非、富士市も積極的に取り入れてもらいたいと思います。



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